遺伝子組み換え(GMO)の怖さ

今日は遺伝子組み換え作物のお話をしようと思います。
遺伝子組み換え作物は英語でGenetically Modified Organismといい、略して「GMO」と呼ばれています。
GMOは、遺伝子を人工的に操作して除草剤や害虫に強い性質の作物を作ったものです。
昔から優れた品種のものを作り出すために、従来の交配が同じ種(例:稲と稲)同士を掛け合わせることは行ってきましたが、遺伝子組み換えではほうれん草の遺伝子を豚に、バクテリアの遺伝子を大豆に組み込ませるようなこと等を行い、自然界にないものを強制的に遺伝子の操作をしてしまうのです。
考えるだけで怖いですよね。。。
そしてGMOが悪いと言われているのは、そういった食品を長期にわたり食べ続けていると、アレルギーや癌、白血病、膠原病、不妊症などの健康被害をもたらすことがわかっているからです。 最近では、子どもにもアレルギーや自閉症などの症状が増えているので、おそらくGMOが関与しているのではないかと思います。
また、日本で販売・流通が認められているGMOは・・・
大豆・トウモロコシ・じゃがいも・菜種・綿・アルファルファ・甜菜・パパイア
この8品目が認められており、その中でも主に流通しているものは、大豆・トウモロコシ・
菜種・綿の4品目です。
日本ではGMOの栽培が禁止されているわけではありませんが、商業的な栽培は行われていないので
ほとんどが輸入されているものになります。
避けていれば大丈夫!
と思いがちですが、実はこれらの食材は知らないうちに私たちの生活に入りこんでいるのです。
例えば、サラダ油などの植物性食用油やマヨネーズ等は、原材料に多くの遺伝子組み換え作物が使われています。 他にも、ジュースやお菓子などに入っているブドウ糖果糖液糖は、原料がトウモロコシでんぷんです。自宅で料理をする時は避けることができますが、外食時はほとんどがこのようなものが使われていると思ってよいでしょう。
また、牛、豚、鶏等の家畜の餌にも遺伝子組み換えの穀物が使われている場合が多いのでそういったものを餌に使用していないと表示されているものを購入することをお勧めします。
私は少しお値段が高くなりますが、お肉を購入するときはそのようなものを購入しています。
いかがでしたか?
最終的に遺伝子組み換えをしたタンパク質が残っていなければ表示義務がありません。
今一度私たちの食卓を見直す必要がありそうですね。
小菅 美保
カイロプラティカ麻布十番|副腎疲労専門カイロプラクティック