カルシウムたっぷりの野菜「小松菜」

今月は骨粗鬆症のお話だったので、カルシウムを豊富に含む「小松菜」についてお話ししたいと思います。
小松菜の原種の野菜は、元々 スカンジナビア にありヨーロッパ大陸を経て中国に渡った後、江戸時代初期に日本で栽培が始まったと言われています。
東京の江戸川区にある 小松川 で栽培されていたことから、この名称になったそうです。 現在でも小松菜は、関東を中心に栽培されています。
今ではハウス栽培が盛んに行われているため、1年中スーパーで見かけますよね。
でも アブラナ科 の野菜なので、かぶや白菜と同様の 冬〜春 が旬です。寒さにとても強い野菜なので、霜にあたると甘みが増て、葉もやわらかくなりとても美味しくなります。
小松菜の栄養
さて、気になる小松菜の栄養ですが・・・
カロテン、ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンE、カルシウム、鉄、
リン、食物繊維 など
を豊富に含んでいます。
特にカルシウムに関しては、ほうれん草の3倍以上 含まれている為、骨粗鬆症の予防に効果的です。
さらに、骨の形成を促す ビタミンK や、造血作用に関わる 葉酸 も豊富に含まれています。また、骨を形成するコラーゲンの形成に欠かせないビタミンCの損失率が少ないのがうれしいところでもあります。
ちなみに、カルシウムの吸収を高める為には、たんぱく質 や 油脂 を含む食品を組み合わせるのがポイントです。魚介類や肉類、豆類と一緒に食べると良いでしょう。
例えば、ちりめんじゃこと合わせてお浸しにしてみたり、厚揚げと煮浸しにしてみたり、お肉と炒めたり・・・いろいろとお試し下さいね。
最後においしい小松菜の選び方のポイントをご紹介します。
◉ 葉の緑が濃く鮮やかで葉肉が分厚いもの
◉ 葉先までピンとしたみずみずしいもの
◉ 大ぶりのしっかりした株で、茎にハリとみずみずしさがあるもの
◉ 根がしっかりと長いもの
このようなものは、生育のよかった証しです。 以上のことを気にしながら、是非購入してみてはいかかでしょうか。
きっと美味しい小松菜に巡り会えると思いますよ。
小菅 美保
カイロプラティカ麻布十番|副腎疲労専門カイロプラクティック