急性炎症と慢性炎症の違い


男性が犬に聴診器をあてている|副腎疲労HP

みなさん、「炎症」というとどんなものを思い浮かべますか?

一般的に炎症というと、腫れ があって、熱感痛み不快感 を伴うものです。 例えば、どこかに頭をぶつけたときも、転んで膝を怪我しても、その後は大なり小なり炎症が起こっています。

怪我の後は、赤くなって腫れたりしていませんか? もちろんこれは正常な身体の反応でもあります。 そして、他に思いつくところだと、関節炎や大腸炎、副鼻腔炎などを思い浮かべる人もいるでしょう。

この炎症、とくに慢性的なものになると少々やっかいです。

それは、慢性的な炎症が、健康上の問題や症候の原因がないのに起きることはないからです。 慢性的な炎症は、全身性の疾患(激しい疲労などの機能的な問題、ホルモンバランスの乱れ、免疫機能の低下、骨粗鬆症などの重篤な疾患、心臓病やガンなど)と関係していると言われています。

炎症が慢性的になってしまうと怖いものなのですね。

急性炎症と慢性炎症

さて、炎症には 急性 慢性 の2つがあります。

急性の炎症とは正常な健康上の反応で、例えば指に小さな切り傷があっても起こる反応なのですね。 この反応があるから、治癒過程が早くなり、またそういった怪我などの回復から身体が学んだりすることができます。

そして急性の炎症には、はっきりとした原因があります。 落下などによる 外傷、衝突による 打撲、ウエイトリフティングなどの強烈な エクササイズ

感染症食中毒 空気感染ホルモン と過剰な ストレス などなど・・・。

また急性の炎症には3つの重要な機能があります。

1つは、身体的か科学的なストレスを受けた後の、治癒過程や修復過程における最初の回復機能です。 そして2つ目は、身体の他の部位に2次的な問題の原因となる細胞の障害が伝播するのを予防します。 最後に3つ目には、損傷した細胞と死んだ細胞を身体から取り除く作用があります。 このように急性の炎症には、身体が受けた傷を修復するのにとても大事な機能があるのですね^^。

通常、炎症のサイクルは「オンーオフ」の切り替えがあります。 外傷からの治癒や修復が必要な時には、炎症のスイッチが オン に入ります。 一方、治癒や修復の必要がないときには、スイッチが オフ になり、抗炎症作用が働くのです。

そしてこのスイッチは、抗炎症作用の物質が十分な量がない場合や炎症の原因となるストレスが多すぎたりすると、オンになり続けてしまうことがあります。

このスイッチがオンの状態が続いた状態、もしくは続いた結果起こる状態を慢性的な炎症といいます。 この慢性的な炎症が続くと、様々な健康問題に発展してしまいます。

これがやっかいなのです。

たとえば、冒頭で述べたような 関節炎 大腸炎副鼻腔炎腱炎 などにみられる

「〜炎」の状態になってしまうこと、そしてさらに怖いのがこの炎症は、潰瘍形成などの前駆状態でもあり、最終的には病気を導くことになります。

実は、あまり気づいてない人もいますが、明らかに身体に炎症が存在している状態の人も少なくありません。多くの人が慢性炎症の兆候やサインが明白でないために、慢性炎症であることに気づいてなかったりするのです。

もしかしたらみなさんの中にも、慢性炎症がひそんでいるかもしれません。

炎症のチェックリスト

カイロプラクターのマフェトンによるチェック項目があります。

1.日々の食事をレストランで食べたり、テイクアウトやお惣菜にしていますか?

2.牛乳、生クリーム、バターやチーズを定期的に消費しますか?

3.トウモロコシ、大豆、紅花やピーナッツなどの油を定期的に消費しますか?

4.マーガリンか水素添加された油(トランス脂肪酸)を定期的に消費しますか?

5.新鮮な鮭やイワシ、その他の青魚を食べることが少ないですか?

6.アテローム動脈硬化、脳卒中や心臓疾患の既往歴がありますか?

7.骨粗鬆症の既往歴がありますか?

8.潰瘍や悪性腫瘍の既往歴がありますか?

9.関節炎、大腸炎、腱炎などの「〜炎」とつく病気の既往歴がありますか?

10.喘息か再発する感染症、アレルギーなどを持っていますか?

11.慢性疲労がありますか?

12.体脂肪が増加傾向ですか?

13.毎週、ウエイトリフティングやハードなトレーニングや競技などの無酸素運動を行っていますか?

14.規則的な反復性の活動(ジョギング、サイクリング、ウォーキング、キーボードのタイピングetc)をしていますか? (Dr Maffeton In Fitness and In Health 引用)

もしも、上記の項目のうち、1つか2以上当てはまるなら、慢性炎症を抱える可能性が多くなると言われています。

みなさんいかがでしょう? かなり多くの人がひっかかるのではないでしょうか? 今月は院内でもこのチェックテストのポスターを貼っていますが、「当てはまってる〜!」とおっしゃってくださる方も多いです。

しっかり炎症を予防していきましょうね^^。

小菅 一憲

カイロプラティカ麻布十番|副腎疲労専門カイロプラクティック


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