低体温と冷えの対策について


夕日をバックに海でジャンプ|副腎疲労HP

「冷え」で悩む人は、カラダを外側から温めることに気をとられがちです。

しかし、「冷え」のそもそもの原因は、カラダの内側で「熱をうまく作れない」「せっかく熱を作っても、手足などカラダの隅々までうまく運べない」ことにあります。

抜本的な「冷え」解決の秘訣は・・・

代謝を高めることです!

これにより、カラダで熱を作る力が高まり、それがカラダの隅々まで運ばれるようになりカラダ全体が温まるのです。

エネルギー代謝の内訳は、何もせずにじっとしていても、生命を維持するために必要な「 基礎代謝(約70%)、食事を消化・吸収する際に生じる「 食事誘発性熱産生(約10%)、歩行やスポーツなど「 身体活動による代謝(約20%)になります。 エネルギー代謝とは、食事から摂取した栄養素を使って、呼吸や体温維持、運動などあらゆるヒトの生命活動に必要なエネルギーを作り出すことです。そして、そのエネルギーのかなりの部分が熱を作りだすことに使われているのです。

こう考えると、まずは食べなければならないということにもなりますね^^。

さてみなさん、身体のどこから熱が発生すると思いますか?

骨格筋 約22% 肝臓  約20% 脳  約18% 心臓  約11% 腎臓  約7% 皮膚  約5% その他 約17%

これは全て 安静時 の部位別産熱量ですが、体重の半分の重量もある骨格筋が一番多いのはもちろんですが、体重の0.5%ほどしかない心臓が約11%も占めており、肝臓も体重の2〜3%の重量しかないにも関わらず、産熱量は20%にも及びます。いかにこれらの臓器が身体での働きが大きいかわかりますね^^。

ちなみに安静時にではなく、体を動かすと、筋肉からの産熱量の割合は筋肉質の人の場合で80%近くまで上昇すると言われています。 体温を上昇させ、冷えを改善し、病気を予防するには、「代謝を上げる」ということが大事であるとともに「運動」がとても有効であることがわかります。

低体温と冷え対策 7つのポイント

低体温や冷えについて、もし身体のホルモン異常が関わっている場合は、それについての治療が必要ですが、それ以外の場合以下の7つのポイントを参考にしてみてください。

1. 下半身を鍛える!

☆運動不足、つまり筋肉運動の低下は産熱量の低下をもたらします。 ☆人間の筋肉の70%以上は腰より下に存在しています。 ☆下肢を使うスポーツはとても良いです。ウォーキングやスクワットなどもおすすめ。

足のふくらはぎは第2の心臓とも言われ、下肢の運動により心臓への還流もよくなります。 下肢を使った運動は体温の上昇に大切で、逆に下肢を動かさないと身体は冷えてきます。

2. 冷暖房を使い過ぎない!

☆現代社会では、電車やバス、クルマ、オフィス、スーパーなど至るところでクーラーがきいています。 ☆夏は、アイスクリームやかき氷、ビール、生野菜、冷や麦など体を冷やすものも多く摂ります。 ☆冷暖房を使い過ぎて、体を冷やし過ぎないようにしよう。極端な温度変化も自律神経のバランスを崩します。

現代文明生活では、体を冷やす食べ物を摂る上に、クーラーが加わることでダブルで体の冷えに拍車をかけているので、現代人の低体温・冷えが起こるのは当然かもしれません。

3. ストレスを溜めない生活!

☆現代生活は、ストレスが多い社会です。 ☆ストレスがかかると、緊張ホルモンであるアドレナリンやノルアドレナリンの分泌が高まり、血管が収縮し、血行が悪くなります。 ☆なるべくストレスを溜め過ぎないようにしましょう。気分転換やストレス発散も大事です。

ストレスへの対応は副腎が行なっています。ストレスが大きくなり、副腎や甲状腺の機能が低下してくると、体温調節がうまく出来なくなってきます。

4. 入浴方法を考えよう!

☆最近の若い人は、シャワーですませる人も多いです(低体温化の一因)。 ☆日常生活で一番簡単に体を温める方法が入浴です。 ☆熱い湯は「交感神経」を刺激し、ぬるめの湯は「副交感神経」を刺激します。半身浴もおすすめです。

温熱による血管拡張作用で血行が促進されます。またそのことによって内臓や筋肉への酸素供給や栄養補給が増し、腎臓や肺からの老廃物排泄作用も促されます。

冷えを防ぐ入浴のポイントは「ぬるめのお湯にできるだけ長く入る」ことです。38~40℃のぬるめのお湯にゆっくりつかると、心身を緊張させる交感神経の働きが抑えられて副交感神経が優位となり、身体だけでなく、精神的にもリラックスし、末梢の血管が充分に開きます。

また、浮力と水圧の効果で足腰の筋肉が緩んで、体のすみずみまで血液が行き渡り、冷えやむくみの改善にもすぐれた効果を発揮します。

5. 身体を温める食べ物を摂る!

☆漢方医学では2000年も前から、「体を温める食物」と「体を冷やす食物を」病気の治療や健康増進に利用しています。

食べ物の中でも体を「冷やす食べ物」と「温める食べ物」とそのどちらでもない「中間の食べ物」があります。冷え性の改善のためには、冷やす食べ物を減らし、温める食べ物を多く摂るようにすると良いとされています。 夏に採れる野菜・果物(トマト・胡瓜・ナス・白菜など)は身体を冷やす作用があり、逆に冬に採れる野菜(代表的なものでは生姜・ネギ・ニンニク・唐辛子)には、身体を温める働きをするものが多いようです。

食事の上では、栄養を過不足なく摂ることが一番大切です。体を冷やすからといって、食べる事を避けてしまうと栄養バランスが片寄ってしまいます。食べ方や調理方法を変えて、体を冷やす食べ物もスープや温野菜などにして、温めて食べるように工夫を加えると効果的です。

「生姜」は身体を温めるにはとても良い食材です。

☆生姜の薬効成分は、ジンゲロン、ジンゲロールショウガオールなどの辛味成分。 ☆生姜なしでは漢方は成り立たないといわれる程、漢方薬には生姜が含まれたものが多いです。

【生姜の作用】 血流の流れを良くして、体を温める作用 発汗や尿の出を良くして、体液の流れを高める作用 鎮痛、安眠、整腸、抗菌・殺菌作用、胃酸分泌促進 などなど・・・

生姜は、冷え性の方は試している方も多いと思いますが、それでもなかなか変わらないという方は、甲状腺や副腎の疲労や胃腸の調子など内臓の不調が関わっている人が多いですね。

6. 薬をあまり使い過ぎない!

☆化学薬品は甲状腺ホルモン剤を除けば、ほとんどが体を冷やします。 ☆解熱剤はもちろん、鎮痛剤もほとんどが体を冷やす作用を持っています。

ただ漠然と長期に化学薬品を服用することは、体を冷やし、そのことから逆にさまざまな病気の背景を作っていることもあります。

7. 規則正しい生活をする!

☆体温は深夜から明け方に低く、午後から夕方にかけて高くなります。 ☆同じ時刻に起きたり、睡眠を摂ることはこういった本来のリズムを作るのに重要です。

睡眠は大切ですが、朝だらだらと寝ていては、生活リズムを整えることはできません。

朝は、同じ時刻に起きるようにしましょう。そして昼間に光をあびる。この繰り返しにより、体温は深夜から明け方に低く、午後から夕方にかけて高くなるという、本来のリズムに近づきます。

いかがでしたか?

現在子供も含め、日本人の多くが低体温の方が増えていますが、その原因は、悪い食事を摂っていること、不自然に冷暖房を使う生活やコンクリート住居、自然の中で遊ばないことに起因すると考えられていますが、未来の子供たちの低体温を防ぐことは、感染症やアレルギーを未然に予防することにつながります。

ちなみに、子供の低体温の対策としては・・・

砂糖や小麦粉製品を摂り過ぎないこと

化学製品を使い過ぎないこと

殺菌消毒をし過ぎないこと

妊娠する時から母親の栄養状態をしっかり考えること

につきます。

是非家族で実践してみてくださいね^^。

小菅 一憲

カイロプラティカ麻布十番|副腎疲労専門カイロプラクティック


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