軟骨を作り関節炎を改善するのに欠かせないグルコサミン

みなさんこんにちは!
6月も早いものでもう下旬です。
いかがお過ごしですか。
湿疹持ちの私は、この季節の変わり目が苦手です。
暑さと湿気のせいか?再び出始める季節でもあります。夏が本当に苦手です。
免疫力を落とさないよう、体に合わないものはなるべく摂らないようにして体への負担を少なく過ごしたいものです。
さて、本日の栄養素は、、、、。
軟骨をつくるのに不可欠な栄養素、「グルコサミン」のお話しです!
グルコサミンは、グルコースにアミノ基が付いた代表的なアミノ糖で、
動物の皮膚や軟骨、甲殻類の殻 に含まれています。
アミノ糖は糖タンパク質を構成する成分で、ヒトの体にも存在しており、軟骨や爪、じん帯、
皮膚 などに分布して、細胞間や組織同士を結びつける結合組織の役割を果たしています.
加齢や肥満による関節の酷使に加えて、代謝の低下や運動不足によって軟骨の減少が著しくなると、
腰痛や膝の痛みが生じ、変形性関節症 を招く恐れがあります。
グルコサミンには軟骨の摩擦を抑制する作用があるため、補給することによって、
関節の痛み や 変形成関節症の痛み及び腫れをを改善するとともに、
傷ついた軟骨の 修正・再生を促進する働きがあるといわれています。
そしてまた、軟骨の強度や柔軟性を向上させる働きもあります。
スムーズな働きを維持したり、軟骨部分のクッションとして衝撃から守ってくれ、運動中のパフォーマンスを向上させてくれます。
変形性関節症に対する有効性は、コンドロイチンを併用することで高められるとされています。
グルコサミンの製品の多くにコンドロイチンが含まれているのは、このためです。
グルコサミンを含む食品やサプリメントは、甲殻類にアレルギーがある場合や、服用している薬の組み合わせによっては摂り方に注意が必要です。
グルコサミンを含む食品はカニやエビなどの甲殻類の殻 です。
その他には、牛、豚、鶏の軟骨、干しエビ、うなぎ、きのこ類、山芋、おくらなどに含まれています。
動物性と植物性に大きく分けられ、動物性グルコサミンの方が、体内への吸収率が高いといわれています。
私たちの体に1日に必要なグルコサミンの量は、1,500mgほどといわれているので、サプリメントから効率よく摂取することが望ましいです。
私事ですが、、、
去年、私の母が股関節の人工関節手術を受けました。
術後の痛みが強く残ってしまいリハビリもなかなか順調に進まず、つらい日々を過ごしていたところ、
院長から、グルコサミンとMSM(メチルスフォニルメタン)を勧められて服用をしました。
するとどうでしょう!
一週間ほどで痛みが減り、鎮痛剤を飲まなくても済むようになりました。
痛みのせいで、気持ちも塞ぎ込みがちになり、リハビリも苦痛でしたが、グルコサミンとMSMの組み合わせのお陰で痛みが和らぎ、毎日の暮らしの質が上がりました。
MSM(メチルスフォニルメタン)は、以前、薬剤師の美保先生のブログでも紹介がありましたが、ここでもう一度、簡単にご紹介したいと思います。
メチルスルフォニルメタンは自然界に存在する天然の硫黄化合物で頭文字をとって「MSM」と呼ばれています。
この硫黄は体内のミネラルの中で3番目に多く、人間の身体には 必要不可欠なミネラルとも言えます。
20年程前からアメリカでは注目されており、炎症を抑える作用 や 鎮痛作用 については
医薬品にも劣らないと言われ多く使われているそうです。
MSMは、変形性関節症や、関節リウマチにも効果があるとも言われています。
また、体内に入った異物を排除して アレルギー症状 の改善や、
血糖コントロールにも関わっていて糖尿病にも有効だったり、
天然キレート作用 による水銀などの重金属の排泄・解毒の手助けをしたり、
緑内障 などの眼圧低下を改善、
カンジダ菌症 、
便秘 や下痢 、
LGSの改善 、
炭水化物の代謝改善 、
傷口の治りを早める、アスピリンなどの薬剤による胃痛の改善、、、などいろいろと有効であることがわかっています。
ただし、硫黄不耐症の方は注意が必要ですので、ご相談くださいね。
大西千恵
カイロプラティカ麻布十番|副腎疲労専門カイロプラクティック