「食べるプラスチック」トランス脂肪酸の怖さ

今日は、最近話題の「トランス脂肪酸」についてお話をしようと思います。
「トランス脂肪酸」とは、菜種油やトウモロコシ油などの植物油(液体の油)に化学的な方法で水素添加してできる、固形の人工的な脂肪酸です。
動物の肉や乳等にも5%程トランス脂肪酸が含まれていますが、このような天然のトランス脂肪酸は身体には問題がないと言われ、人工のトランス脂肪酸の方が問題になります。
人工のトランス脂肪酸が一番多く含まれているものは、マーガリンとショートニングで、次に多く含まれているものとしてコーヒーフレッシュやスナック菓子、マヨネーズ等があります。
こういった油はサクッとした食感に仕上げるのに最適なので、菓子パンに練り込まれたり、ファーストフードの揚げ油にも使われています。
実は、私も以前は食パンにマーガリンをたっぷり塗って食べるのが大好きでしたが、今思うと恐ろしすぎてもう食べれません><
トランス脂肪酸は、プラスチックと同じ構造をしており
「食べるプラスチック」
とも言われています。
さらには長期に渡って摂取し続けていると、血液をドロドロにしてしまい狭心症や心筋梗塞などの心疾患のリスクを増加してしまう事もわかっています。
有名は話なので知っている方もいると思いますが、バターとマーガリンを野外に置いたところ・・・
数日後にバターの方には沢山の虫が寄り付いていたとは対称的に、マーガリンには全く虫が寄り付かなかったそうです。
虫は、マーガリンが自然は食べ物ではない事をわかっているのですね。びっくりです。
アメリカではトランス脂肪酸が安全ではないものと言われており、先日トランス脂肪酸を2018年6月までに全面禁止するというニュースが報じられました。 しかし日本では、アメリカと摂取量が違うため通常の食事を行っていれば健康への影響は少ないとされ、いまだに禁止されていません。
残念な話ですよね。
スーパーで加工食品や調理済みの食品等を買い物をする際は、原材料名に「マーガリン」・
「植物油脂」・「ショートニング」とあったら注意してくださいね。危険な油が使われていると思って下さい。 おそらくほとんどのものに含まれているはずです。チョコレートやおにぎり、アイスクリーム、ポテトチップスetc・・・
是非入っていないものを購入するようにしましょう。
小菅 美保
カイロプラティカ麻布十番|副腎疲労専門カイロプラクティック